Y字振り子を実際に作って、それを振らせてみておもりの先が描く軌跡を紙の上に表示するという、簡単なようで難しい実験です。授業の中でグループに分かれて、何も問題なくみんなが成果を上げなければいけません。
しかし、南さんたちは遂にその方法を見つけ出し、実験道具を夜なべで作りそろえて今日の授業に臨みました。
授業は大変有意義なものでした。生徒と先生が一体となって心を通わせて科学の疑問に取り組んだ授業は社会人提供ならではです。
マインドマップを使って疑問と仮説と、結果を整理して行く手法は、いろんな科学的考察手法の中でもユニークでした。
どのグループも実験は大成功で、砂で作った、保存できない振り子の軌跡、いわゆるリサージュ模様を自分たちそれぞれの携帯電話カメラで撮影保存していました。
私たちも、今日の実験がこんなにうまくいくとは思っていませんでした。トリプルアクセル、トリプルルッツを次々と成功させた…っていう感じ。
砂をつめたコーンを手から離すと、あとはうまく回転して軌跡を起こしてくれることを祈るだけですから・・・。
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